高周波誘導加熱装置の基本情報
高周波誘導加熱装置とは、高周波電流を利用して金属を内部から加熱する装置です。高周波を金属に流し込むことで、直に触れることなく均一な加熱ができるようになりました。また、この他にも様々なメリットがあります。
| 自己発熱で熱効率が高い | 装置周囲の温度に影響を与えない |
| 加熱精度が高い | 局部加熱が可能 |
| 操作性が高い | 化学反応を起こさない |
| 硬化層を選べる | 真空での加熱が容易 |
| 自動化が可能 | カーボン材やシリコン材への加熱も可能 |
| 急速加熱で酸化を抑えられる | 作業環境の向上につながる |
| 細かい温度設定が可能 | 小スペースにも対応可能 |
もっと詳しく!誘導加熱装置のメリット
- 燃焼加熱では実現できない高速加熱と高温加熱が可能です。
- 加熱に酸素・水素・炭素などを必要とせず、燃焼生成物がないので炉気の選択が自由で、とても清浄です。
- 真空溶解、還元炉気中の熱処理、窒化、浸炭など特殊な領域での加工処理が容易です。
- 付加価値の高い高級鋼、特殊合金などの溶解、精製、熱処理部門で広く応用されています。
- 排ガスがなく、内部から加熱できるため容易に断熱性を高められ、炉の容積と熱容量を小さくできます。また高速加熱が可能なので、連続操業、バッチ操業のいずれの場合でも高い加熱効率を持ちます。
- 交番磁界(コイル)の配置と周波数を調整することにより、被加熱物の表面のみの加熱、または被加熱物全体の加熱を行うことができます。
- 被加熱物と電極のような電気的接続をすることなく、被加熱物内部へ電流を通じ加熱できるので、熱の絶縁や真空中の加熱が容易に行えます。
- 直接加熱においては急速加熱、溶湯の自己撹拌作用による均一加熱も容易にできます。

以上が高周波誘導加熱装置の主なメリットです。実際の導入に関する情報は「製品事例紹介と特長」をご覧ください。高周波誘導加熱装置を作り続けて35年の、日本サーモニクスの製品事例をご紹介します。